2006年01月21日

サイドイベント 舞台裏 その2

<1月20日>

なんと午前10時から午後1時まで別団体が会議室使用する予定になってました。
サイドイベント(ROOM9).jpg

となると、準備時間は1時からイベント開始までのわずか、20分。ほとんどこれでは不可
能に近いと思われたところ、瀬谷氏が会議室に確認にいくと、「使用していない」こ
とが判明。急遽、10時からセッティングを開始。


レイアウトも試行錯誤の結果決めましたが、問題はスクリーン。足つきではスペース
に限りがあります。3つ使用するのですが、1つは会議室につられているので問題な
し。では、残り2つは?ということで、なんと「ホテルシーツ」を2枚“丁重”に
お借りして使用したのです。これが、またいい具合でした。イベント報告の写真を見
ていただけるとお分かりいただけるかと思います。

スクリーンレイアウト(2).jpg セッティング調整中.jpg

しかし、PJは約束していた12時にもってこず、ようやく12時半すぎころに持ってき
て、セッティングが完了しました。
スクリーン(2).jpg

実に綱渡りの準備です。もし、午前中部屋の使用ができなかったと思うと、怖くなっ
てしまいます。

とても全部は書ききれませんが、このように、関係される皆様のおかげでイベント会
場のセッティングも無事行われたのです。改めて皆様に感謝いたします。

(清成)
ニックネーム 事務局2 at 21:16| サイドイベント2006年1月

2006年01月21日

サイドイベント 舞台裏 その1

たかが1時間、されど1時間。

20日開催したサイドイベントについては、高岡理事長が報告されましたが、このイベ
ント開催準備の舞台裏をちょっとのぞいてみたいと思います。

<出国前>

会議室確保がなかなかできず、JDF,外務省等各方面の関係者のご尽力のおかげで
出発間際に抑えることができました。

また現地で使用するプロジェクター等の手配依頼、イベント内容の調整等多岐にわた
る準備をしました。

<1月18日>

国連入りし、会議室の確認をしました。しかし、使用中のため中はみえず。内容の調
整等関係者への挨拶も兼ねて進めました。

<1月19日>

PR開始。サイドイベントビラを修正し、国連に用意してある複写機で印刷。しか
し、これがまた大変。A4より微妙に短いサイズのため、用紙トレーを動かしたりと
微調整が必要。また、様々なNGO団体が使用しているため、調子もわるく、使える
ものを渡り鳥のように探してました。

翌日使用する機材の確認も必要です。日本から持ち込んだものは要約筆記の方々がご
自身で練習しながら調整していきました。しかし、現地で借りるプロジェクター(以
下PJ)の確認も重要です。スクリーン・PJそれぞれ3台借りる予定でしたが、機
材室ですったもんだの挙句、PJ2台・スクリーン1台に・・・。

会議室は空き時間に確認でき、レイアウトの確認をしました。しかし、PJの性能等
もわからず、設置は当日ぶっつけ本番に!

理事長の手書きのサイドイベント看板!.jpg
ニックネーム 事務局2 at 21:15| サイドイベント2006年1月

2006年01月21日

サイドイベント大成功!! 20060120

開始前の記念ハ真 (2).jpg

1/20、13:20から国連カンファレンスルーム9号室で、
「世界の難聴者、中途失聴者の求めること」と題した
サイドイベントが開催されました。

サイドイベントとは、国連が障害者の権利条約の審議
を促進するものとして、公式に開催されるものです。
したがって、参加者は権利条約の審議に加わっている
政府代表、各NGO障害者団体の方々です。

会場のセッティング.jpg<

今回のサイドイベントには、国連日本政府代表部の
ご後援が得られたことで、鈴木誉里子首席事務官の
開会のご挨拶を頂いた他、外務省、法務省、内閣府
の担当官もご出席されました。

ドガンさんと鈴木さん (2).jpg

カナダ政府のスティーブン・ヒル氏、スウェーデン
政府代表など集まった各国の政府代表者、RI(リハ
ビリテーション・インターナショナル)の大御所トー
マス・ラグウォール博士や世界ろう連WFDのリサ・カウ
ピネン代表、各組織の参加者にもIFHOHのメンバーに
も、日本政府及び日本の統一的障害者組織JDFが難聴
者問題を重視していることが、強く印象づけられた
のではないかと思います。

会議は、デューガンIFHOH理事長の場慣れたスピーチ
で進行され、話された英語と日本語が同時通訳され、
壁の一面の左側に英語の字幕、右側に日本語の字幕
が表示されています。

ヲスクリーン (2).jpg コン要約筆記入力中 (2).jpg

デューガンIFHOH理事長からIFHOHの設立の経過と活動
の目的、WHOや国連と密接な関係を持ちながら活動し
ていることが説明されました。IFHOHは傘下の組織、
アンブレラが広がっているというのも印象に残りま
した。

全難聴の瀬谷国際部部長が力作によるDVDで「難聴者、
中途失聴者の要望」が上映され、音声がないこともあ
り、10分あまりの英語と日本語の字幕の付いた映像を
皆注視していました。
文字情報、文字通訳、補聴援助システム、読話など、
生活に密着したシーンの連続で終わると、参加者から
期せずして拍手が起きました。

DVD映ハ 画面 (2).jpg

スウェーデン難聴者協会会長ジャン・ピーター・スト
ローグレン氏がろう者団体とも協力して、ラオスの
病院に駐在して、難聴者への教育、啓発活動を行って
いることがスライドで紹介されました。
ラオスの映ハ(2).jpg

IFHOHと密接な関係を持つ耳鼻科医の国際組織ヒアリ
ング・インターナショナルHIも会長が鈴木淳一帝京大学
名誉教授が代表を勤められていますが、インドネシア
に対して難聴予防プロジェクトを実施しています。
日本はもっとアジアにこうした支援を強める必要があ
ると感じました。

当事者の体験談として、全難聴の清成幸仁氏が、失聴
当時から現在に至るまでの経験を会場に響き渡る声で
堂々と発表しました。その口調は言葉はわからなくて
も、デューガン理事長が自殺を考えた人が今アクティブ
に活動しているのに感銘したと話されたように、参加者
インパクトを与えました。

質疑応答では、南アフリカの参加者のろう文化という
言葉があるが、難聴者の文化のとらえ方の質問、カナ
ダ政府の大学の文字通訳体制の質問、アメリカの失聴
した後も文字通訳の保障を受けて看護士になりたいと
いう意見等に、デューガン理事長、高岡、長瀬修先生
がそれぞれ答えました。この質疑応答の最中に、今回
の国連の会議にも磁気ループの用意ができることが
報告され、そうした反応もサイドイベントの成果です。

まとめでは、高岡は難聴という障害がどうして理解され
にくいのか、4点説明し、世界の難聴者、障害者が協力
して取り組もうと呼びかけました。権利条約との関わり
をもう少し詳しく説明すれば良かったと思いましたが、
長瀬先生がJDFの立場で、サイドイベントの開かれた
意義、文字情報は健聴者にも役に立つこと、国連の
特別委員会に英語だけでも字幕を出すことは、難聴者
の問題を権利条約の条文に反映させる上でも、審議を
深めるためにも大いに有効だなどと説明をして頂き
ました。

デューガン理事長は、日本政府、JDF、通訳者などに
丁寧な謝辞を述べられ、国連で始めてのサイドイベント
が終わりました。

会議後も、デューガン理事長と鈴木首席書記官、バーバ
ラワレンクIFHOH副理事長も、ピーター会長、カナダ
代表と長瀬先生などあちこちで意見交換や交流が行われ
ていました。
サイドイベント直後のアドホック委員会の第21条の情報
へのアクセスに関わる部分で、カナダ代表の文字情報、
文字通訳に関する発言があり、このサイドイベントは実際
の条文の審議に大きな影響を与えました。
日本政府も同様の趣旨の検討をされていました.

この会議の準備に携わって頂いた国際部の皆さん、要約
筆記者の皆さん、ありがとうございました。
全国でカンパを寄せられた皆さん、ありがとうございま
した。

高岡 1/21 4:00AM
ニックネーム 事務局2 at 18:59| サイドイベント2006年1月

2006年01月20日

【予告】サイドイベントプログラム

本日(20日)いよいよ、私たちが国連にやってきた
最大の目的である、サイドイベントの日がやってきま
した。
以下、どのような内容で実施されるか、ご紹介し
ます。(敬称略)


サイドイベントタイムスケジュール(2006年1月20日)

<世界の難聴者・中途失聴者の要望>
Time: 13:20-14:30
Place: 第9会議室

司会:デューガンIFHOH理事長

13:20~
1. 開会のあいさつ
鈴木誉理子、外務省人権人道課首席事務官

13:25~
2. IFHOHの紹介
  デューガンIFHOH理事長

13:35~
3. 難聴者・中途失聴者の要望、全難聴、DVD付き

13:50~
4. 発展途上国の難聴者
  Jan Peter Stromgen
  IFHOH理事兼スウェーデン難聴者協会理事長

14:00~
5. 中途失聴を経験して
清成幸仁、全難聴常務理事

14:10~
6. 質疑応答

14:20~
7. コメントおよびまとめ
高岡正、全難聴理事長
長瀬修、JDF条約委員会副委員長
デューガンIFHOH理事長

(略語):
国際難聴者連盟:IFHOH
日本障害フォーラム:JDF
ニックネーム 事務局2 at 22:05| サイドイベント2006年1月

2006年01月20日

サイドイベントに向けて〜晩餐会 (高岡理事長)

理事長手書きのサイドイベント看板! (2).jpg


全難聴の国連活動代表団は昨日もそうだが、疲れてホテル
帰ってきても、今日の行動はどうだったか、明日は誰がいつ
何をするのか、みな部屋に集まって確認をしている。
18日の夜は、会場確認、進行確認、機材確認、イベントPR
の四点の行動を実施することを確認した。

19日は、翌日のサイドイベントの開催に備えて、JDFの長瀬
先生と朝9時から打ち合わせ。先生は風邪が直りきらないま
ま会議にこられており、ちょっと離している間も額に玉の
ように汗が噴出している。
外務省高瀬公使にご挨拶頂けるようお願いすること、機材の
確認をすること、会場のレイアウトの確認、発言者の名前と
説明方法の確認、言語通訳者と内容の打ち合わせ、IFHOHへ
の説明、CART(パソコンリアルタイム入力者)との打合せ
と要約筆記者の協力も頂きながら、皆で走り回り始めた。
外務省の方もJDFの方も会議の合間にいろいろサポートを
して下さった。
昼休みには、瀬谷部長などは言語通訳者と打合せに行き、
私は自立支援法による要約筆記事業の実施要領に対する要望
を聴覚障害者自立支援法対策中央本部に連絡した。
  (注)第4会議室では無線LANインターネットに接続
     できます。
15時からは、マルシア・デューガン理事長、バーバラ・ウェ
ンク副理事長、ジャン・ピーター理事と瀬谷部長、清成常務
理事の5人で会場入り口に立ってビラを配布、私はポスター
を持って立った。多くの方に参加して頂くように期待するば
かりだ。

晩餐会全難聴と高瀬氏&鈴木女史 (2).jpg

夜は、高瀬公使のご招待による晩餐会があり、要約筆記者
ともども参加させて頂いた。
外務省鈴木頼子主席事務官、国連日本政府代表部岡垣事務官、
春木書記官。内閣府からも中村専門官がいらしていた。

懇親会で、サイドイベント開催に対する政府のご後援とご支
援に感謝し、参加者の皆さんもこぞって参加して下さるとの
ことで、支持をありがたく思う。

帰路、ドラッグストアに入ったら、バレンタインデー一色。
                             高岡
ニックネーム 事務局2 at 22:03| サイドイベント2006年1月

2006年01月20日

サイドイベントに向けて 20060119

IFHOHとの打ち合わせ (2).jpg

本日(19日)は明日(20日)開催します、サイドイベントの準備に奔走しました。
JDFの方とのプログラム調整、外務省の方の挨拶確認、IFHOH理事長ドーガンさん及びIFHOH理事2名との打ち合わせ等と多方面の関係者との調整を行いました。
また、会議室9の下見、機材の打ち合わせ、PRビラ作成から印刷。
会議コ9前の理事長 (2).jpg

そして、アドホックが開催されている第4会議室の休憩終了間際を狙い、IFHOHと全難聴が印刷したビラの配布、PRを行いました。用意したビラ300枚わずか、20枚を残すだけとなりました。

ビラ配布行動 (2).jpg


要約筆記の方も、通訳業務の合間等に明日の通訳のための機器設定、練習等に余念がありませんでした。 

全難聴代表団とIFHOHが関係者各位のご協力を得て開催するイベントの案内が国連
のホームページにでています。
    ↓
http://www.un.org/esa/socdev/enable/rights/ahc7sideevents.htm

 英語ばかりですが、
   「Friday 20 January 2006」
 のところで
 All Japan Association of Hard of Hearing People
  →全難聴のこと
 とでている部分がそれに該当します。

国連前に日の丸! (2).jpg
ニックネーム 事務局2 at 10:03| サイドイベント2006年1月

2006年01月19日

文字通訳、文字情報の要望

私たちの文字通訳、文字情報の要望は少しずつ広まっている
ようです。
国連のサイドイベントは明日ですが、国連日本代表部のご後援
が頂けましたし、政府代表の方においで頂けるように話し合い
もしています。
昨日(現地18日)の討議の中でも、文字通訳について中国がキャプショニング
サービス(字幕、文字通訳サービス)が必要と発言し、それを
日本政府が支持する発言をしたといういきさつがありました。
かなり中失者、難聴者施策のことが理解されてきたのかなと
思います。

一方で、情報へのアクセスの部分は、包括的な表現に変えられ、
通信放送の言葉はなくなりました。
メディアへのアクセスの保障というような表現になり、この
メディアは何を指すのかが議論になったようです。つまり、
インターネットとインターネットによるさまざまなサービスを
指すのか、放送や電話などの通信にも当てはまるのか、です。
議長テキストはかなり具体的に例示をあげているのに対し、
この条項だけは、包括的な表現になっていることは今後、
国際障害コーカスでも問題になると思います。

高岡
ニックネーム 事務局2 at 22:17| サイドイベント2006年1月

2006年01月19日

遠隔文字通訳??の実験

ホテルと全難聴事務所でヤフー「メッセンジャー」のボイスおよびカンファレンス機
能を利用して、ニューヨークの滞在ホテルと事務所をつなぎ面白い実験をしてみまし
た。

1)ニューヨークよりマイクで事務所に音声を送ります。
2)事務所で受けた音声を文字入力します。
3)カンファレンスに参加している人全員に入力された文字を配信します。
4)音声元・・・ニューヨーク
  文字入力・・・全難聴事務所
  文字閲覧・・・ニューヨーク、全難聴事務所、東京の某地区

といういったものです。
人数に限定はあるものの、インターネット環境にあれば、ほかに特別な装置は「マイ
ク」くらいです。同じようにすれば、どなたでもできると思います。
ニックネーム 事務局2 at 20:26| サイドイベント2006年1月

2006年01月19日

国連でのサイドイベント NYへ再び 20060118

国連に向かうs.jpg

昨年の夏に参加した第6回アドホック委員会に続き、今回、
第7回目に高岡理事長、瀬谷国際部長、清成、そして要約
筆記者2名参加しました。

最大の目的は、難聴者の理解を求めるため、1月20日に
国連内で「サイドイベント」という企画を実施するためです。

1月18日午前11時成田空港を出発し、JFK空港には30分
ほど遅れて無事到着しました。

JFK空港.JPG

着いた時は雨でしたが、夕方にはやみました。
気温もさほど低くなく、東京とたいしてかわらないと感じました。

ホテルチェックインのあと、5ヶ月ぶりの国連本部に行きました。
遅めのランチをとり、第7回アドホック会議が開催されている
第4会議室に向かいしました。
会議室にいらっしゃったJDFメンバーの方と挨拶を交わし、20
日のイベント会場である、「第9会議室」を見に行きました。
ただ、使用中で中はみれませんでした。

そのあと、簡単に5人で明日以降の行動について、打ち合わせ
をし午後6時過ぎには国連本部をあとにしました。

明日から、いよいよ開催に向けて細かい調整等実施していく
予定です。

ホテルの部屋にて.JPG
                             (清成)
 
ニックネーム 事務局2 at 16:01| サイドイベント2006年1月